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VOL.1: Azzurro Interview Part.2 [ 2-1 2-2 2-3 TOP ]-Interview by Kou Furukawa-

──白石さんは以前、blastで「確信を伴った表現ほど胸を打つものはない」ということを書いてたんですけど(2002/04号)、これについてちょっと詳しく教えて下さい。
AZZURRO やっぱり、言い切る感じって強い、と思っててさ。これはヒップホップです!って言い切る強さ。逆に言えば、そこに迷いがあるうちは出しちゃいけないというか、それは音楽に限らず物書きだってなんにしたってそうだと思うんだけど。そこに何かエクスキューズがあるんだったらやっぱり出すべきじゃないでしょう。少なくとも自分はそういうものを聴いたり観たり読んだりしたいし、そういうところを(アルバムの)リスナーも感じ取るんじゃないかなと思うんだけどね。

──それは白石さんが受け手としても、送り手としても気にするところ?
AZZURRO そうだね。結局そういうことがやりたくてやってるわけだしさ。受け身じゃなくて、能動的に、これは俺の好きな音で、俺はこれがヒップホップだと思います! ということを伝えたいわけだから。そういうものを出していかないとウソだし、そういう人がつくる音だったり文章だったり映像だったり、そういうものだけを見ていきたい、という感じかな。

──それは、Gz-JayからAZZURROという名前に変えたことと関係してきますか?
AZZURRO そうだね。すべての人がそうだとは思わないけど、グループのDJってどこかしら受け身になっちゃうところがあるから、そういうのがとにかく嫌でしょうがなかった。メローを辞めたのは、音楽性云々とかコーヘイの人間性とか、あいつは人間として最悪ですけど……フフフ……でもそういうことじゃなくて、とにかく自分が嫌だったというのが一番大きい。この状況に甘んじてる自分が嫌だった、という。

──それでAZZURROになって、自分で責任をとるようになり、そしてこのアルバムに至った、と。
AZZURRO そう……そういうことだね。とにかく自分で責任がとれるってことを証明したかったんですよ。

VOL.1: Azzurro Interview Part.3に続く

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